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原泰久「キングダム」(65)を読んだ

趙国北部に仕掛けられた李朴の包囲網。

 

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今日は通院日だったのでちょっと贅沢をするつもりでしたが、日替わりケーキがいまいちのラインナップだったのでカフェラテだけで失礼。今週発売のキングダム最新65巻を読みました。

65巻...もう65巻と言うべきか、まだ65巻と言うべきか。秦王嬴政は自国である秦以外の六国を制覇し、中華統一を目標に掲げています。個人的には重厚な構成のマンガが好きなので進行ペースは気になりませんが、ふとした瞬間に100巻時点でどこまで進むのかなと思ってしまうことも。

 

 

最序盤で山の民・楊端和と同盟を結んだのは、六国制覇というメインストーリーに集中する上で北部・西部からの襲撃を無視できるのは構成上手いなーと感じてます。史実があるのかもしれませんが、島国の日本と違って地続きの大陸が舞台ですので「秦は中華の西端に位置する」と言ってもその外側にも土地は存在します。うっかり背を取られるような不安要素を排除する上で、数々の山間民族を束ね、さらに北部の民からの侵攻を抑えている存在はデカいかと。

合従軍編や鄴攻略編では、から見ての反対側に位置するの動きに翻弄されていたのが良い例でしょうか? 秦魏同盟の件も合わせて複雑な七国の駆け引きにこそ、キングダムの面白さがあるのかなと思います。

 

さて最新65巻では趙にとっても中華全土にとってもほぼ最北端に位置する宜安が戦場になります。正確には宜安の大決戦に向けた大きな罠を丸々1巻かけて描いた訳ですが、宜安の北西には李朴が治めた城である雁門があり、さらにその北部勢力である大匈奴軍は11年前、李朴が直々に壊滅させています。ここまで来れば流石に第3者の介入は難しいでしょう。敢えて言うなら燕のオルド君ですが、前回の侵攻でボコられてるのでちょっかいは出してこないんじゃないでしょうか?

そんな流れで一切の情報が封鎖された未知の領域へ歩みを進める秦軍ですが、閼与から先は奇跡とも呼べる無傷の進軍を「続けられて」しまいます。ラッキーと言えばラッキーなものの、違和感を感じる者たちも存在します。特に強く違和感を感じている者と言えば信、桓騎、そしてナジャラ族

 

アンミノサン!

亜ッ!!

 

キングダムのこういう描写が結構好きです(笑)

次の66巻は秋ごろの発売になるらしいですが、ここから先はガチガチの戦パートですね。今から楽しみです。

 

ではでは