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【構築詳細】ポケモンSVダブルの海へ!_Part2【ドラパストリ】

大火力範囲技Yeah~・改!!

 

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お疲れ様です、4画面です。

すっかり期間が空いてしまいましたが、この記事ではニコニコ動画に投稿したポケモンSVダブルの海へ!_Part2【ドラパストリ】の個体詳細などを紹介します。数値等の詳細はこちらの記事に書いてありますが、実際の運用方法については動画本編を見てね(宣伝)。

 

 

1. PT概要

前回Part1がトリパ軸だったので今回は「追い風軸で大火力範囲技を押し付けたい!」をコンセプトにしたPT。中速トリパと異なり、基本的には最速か準速で固めてあるので個体準備とS管理が比較的容易。

先発は猫だまし要員のデカヌチャン+追い風要員のアメモース / ノココッチを選出し、裏のドラパルト&ストリンダーに繋ぐのが基本形。追い風は守る連打などで露骨にターンを枯らされやすいので1度の追い風で蹂躙し尽くすのは難しい。耐性で受け回すタイプのPTでは無いものの、メジャーポケモンではないからこそ知られていない耐久ラインを活かした動きが決まると気持ちいい。情報アドは大切。

 

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2. 個体紹介

種族値:85-75-77-70-105-94

実数値:161-127-97-72-125-160

努力値:H4, A252, S252(性格補正:S↑C↓)

 

素早さと耐久を両立し、猫だましとアンコールで先発適性が非常に高い。連打できない高火力技のデカハンマーがネックだが、1度見せておけば相手の行動をある程度誘導できるため、アンコールと合わせて味方が交換する隙を作りやすい。

A種族値自体は75とアタッカーとしてはかなり低いため、じゃれつくでは弱点を突いても落としきれないケースも…。持ち前の数値とタイプで場持ちが非常に良いので、初動の場作りが済んだら一度下げて猫だまし要員として裏に温存させておくと腐りにくい。

 

 

種族値:70-60-62-100-82-80

実数値:146-72-82-167-102-132

努力値:H4, C252, S252(性格補正:C↑A↓)

 

みんな大好きアメモース。今作では暴風を習得してアタッカー性能が上がったが、今回は追い風&黒い霧要員として採用。たすきを盾に黒い霧で寿司合体後のヘイラッシャを無力化できる。威嚇・たすき・守るで場を搔き乱しつつ、低い耐久値による退場性の高さで裏の範囲技エースへ自由なタイミングで繋げる。この子自身に派手な活躍は無いものの、短期決戦型PTの動線を作る上で最も重要なポジションを担っていると言っても過言ではない。

環境に居ないから知られていないだけで何でもこなせるマルチな才能の持ち主。素早さ激戦区のS80族でありながら、お相手側から見えていないかの様にスルーされるので素早さ競争に泣くシーンはほぼ無い。悲しいなぁ...。ダブルバトルはシングルと異なり「放置」と「集中」という選択肢が発生するので、放置されやすい側の子へ如何に役割を与えるかもトレーナーの腕の見せ所。アメモースは確実に放置される側の子なのに多芸で使っていて楽しい。

 

 

種族値:88-120-75-100-75-142

実数値:164-189-95-99-95-194

努力値:H4, A252, S252(性格補正:A↑C↓)

 

600族の足早いマン。シリーズ1環境ではS150のマルマインに次ぐ第2位の素早さを持ち、準速でも最速S125族(マニューラ、タイカイデン)同速なので最速に拘って抜きたい仮想敵が居ない。パラドックス環境ではS136族のテツノツツミとS135族のハバタクカミが、準伝解禁後はS135族のパオジアンが、禁伝解禁後はS135族のコライドンとミライドンがそれぞれSラインの仮想敵となるので準速で落ち着いていられるのは今だけかも?

どれをとっても癖のある技のレパートリーで種族値の割には器用貧乏になりがちなため、しっかりと役割を明確化させて運用することを念頭に置いて組み込んだ。

役割は2つで1つ目はドラゴンテールによるお相手側のトリックルーム展開阻止。ドラテ警戒の動きは一切されなかったので刺さりは非常によく、うっかり引き釣り出された裏のトリルアタッカーを上から蹂躙できるいじめっ子。4倍弱点を持たないので1発くらい被弾してもピンピンしてるが、お相手からの警戒レベルは高いのか集中砲火を受けるので、退場の意味も込めてうまく壁になってもらいたい。

役割の2つ目はゴーストダイブによる守る・ワイドガードの破壊。元々追い風パが守る連打を誘発しやすいことと、後述のストリンダーを範囲技エースに据えている関係でターン稼ぎを防ぐ目的のゴーストダイブをパワフルハーブと併用した。使ってみるとパワフルダイブはかなり汎用性が高く、普通のPTに組み込んでも期待以上の働きをしてくれそうで嬉しい収穫。サイドチェンジが氾濫していた剣盾環境と違い、狙った相手を逃さず刈り取れるのもgood.

 

 

種族値:75-98-70-114-70-75

実数値:151-106-90-182-90-127

努力値:H4, C252, S252(性格補正:C↑A↓)

 

今回の範囲技エース。タイプ不一致ながら専用特性パンクロックの1.3倍補正と喉スプレーのC+1ランク補正を受け、ノーマルテラスタル後の火力指数=55.9kを叩き出す現環境最高火力の爆音波マン。S75族と中速ど真ん中に居るためトリパでもギリギリ運用できるが、HBDがあと+10あればと言った所。今回は控えめ準速CS個体を採用。

基本的にエースは火力で墜とす意外に役割がない(なくてもいい)ので、ストリンダーが出て来たら勝ちが見えている状態を目指して立ち回る。ほっぺすりすりは1度も使う機会が無かったのでバークアウトやヘドロ爆弾に変えても良いかもしれない(?)。

先述のパワフルゴーストダイブ型ドラパルトとの相性が非常に良い。

 

 

種族値:125-100-80-85-75-55

実数値:231-167-100-88-95-77

努力値:H244, A252, S12(性格補正:A↑C↓)

 

単独で麻痺怯み追い風をこなせる上に、タイプ一致で守る貫通効果を持つ専用技ハイパードリルまで搭載した高性能機体。ザクとは違うのだよ、ザクとは。

努力値をSに割く関係でせっかくの高い耐久値を捨てかねない危険性をはらんでいるのが心配の種。今回は追い風下で準速100族まで抜ける様に調整したが、仮想敵がもっと明確になっていれば調整のしがいがあるかも。種族値的にはHに振るよりBDに散らした方が硬くなる。

単ノーマルタイプで弱点が格闘しか無いため先発でも裏からでも安定して投げやすい。同じPT内の追い風要員であるアメモースが繊細な運用で活きるのに対し、どちらかと言えば雑に投げても仕事をしてくれるので選出困ったら入れておいても損はない。特性「天の恵み」で6割怯みの恐ろしさを刻み込め!

 

 

種族値:111-83-68-92-39

実数値:218-92-89-158-102-53

努力値:H252, B4, C252(性格補正:C↑A↓)

 

対イルカマン用に採用したはずだった子。一時期多かった鉢巻ジェットパンチ型イルカマンの対策を練っている内に環境が変わってしまい、PT入りしてからは1度も呼び水発動することなく終わってしまってちょっと悲しい。

覚えているかもしれないクリアスモッグと呼び水まで合わせてヘイラッシャの選出抑制が効くかと思ったものの、実際には全くそんな気配がなかったのもよろしくなかった。想定外の産物として、ノココッチの麻痺怯みと合わせた濁流の命中ダウンがジワジワ効いていた。追い風パであることを考慮するなら呼び水シャリタツヌメルゴンなどで濁流連打した方がも良いかも? ドラパルトとタイプが被ってフェアリーを呼びすぎるなら毒や炎テラスあたりで対策を。

 

 

3. 使用感など

久々にガッツリ追い風パを組んでみたものの、こんなにターン短かったっけ?と叫びたくなるくらいターン管理が大変だった…。トリックルームの5ターンは体感10ターンあるのに、追い風の4ターンは体感2ターンで終わってしまう不思議。追い風ミラーだったり、お相手側のS↑積み技だったりで容易に崩せてしまうため、場にかかるS操作としては不安定な印象がぬぐえない。600族などの元からある程度の種族値パワーがあるポケモンをアシストする追い風は強いけど、中速&中種族値ポケモンを追い風一本で短期決戦に持ち込むのはかなり厳しいと洗礼を受けましたね。精進します…。

高頻度でスイッチトリル(or トリルからのスイッチ追い風)を決めるならここ!っていう場面に出くわしたので、やはり中速を使うならスイッチトリパが良いのでしょうか? 単にトリル側に寄った練度になっているからそう見えるだけなのか、ちょっと判別つかないです。

守る連打が苦しすぎてもがいた結果、ゴーストダイブやハイパードリルなどの守る貫通技に巡り合えたのが最大の収穫。今後のPT構築にいい影響を与えてくれそう。相手側に主導権を与えないで叩けるの良いぞ~!

 

 

4. 参考資料

猫だましが使えるポケモンを素早さが高い順に並べたもの。高速紙耐久と鈍足高耐久のちょうど中間地点に来るデカヌチャンはたすきの取り合いに関与しない点でも高評価。

 

シリーズ1(パラドックス未解禁)はこんな感じ。細かい区分はS種族値10区切り。下1桁を1始まりにするか0始まりにするかで見栄えが大きく変わって来てしまうので参考程度に。今回のグラフは1始まり0終わりで集計。

(例)緑の部分は「61-70」までのブロックと「71-80」までの2ブロックで構成される。

 

今回はこんなところで。

 

ではでは