4画面の雑記帳

思ったことをつらつら書いてく雑記帳

シャニマスのシナリオはスゲーぞ!

大型連作、遂に佳境へ...!!

 

 

本日よりシャニマスイベントコミュ「セヴン#ス」が公開されました。流石に公開当日なので今回はネタバレ無しで、シャニマスコミュの良い意味での異様性に触れた内容を書きます。

 

この日記では何度か触れていますが、シャニマスくんは本当にコミュのできが良い。つい先日アイマス5ブランド合同ライブもあったことで各ブランド間の魅せ方の違いや特徴に注目されることもありますが、誰が何と言おうとシャニマスの実在性の高さとコミュの良さは群を抜いていると僕は考えます。対抗馬は他のソシャゲではなく映画や小説。そのくらい上質なストーリーを摂取できるのマジでありがた過ぎる!

こんなこと言うと怒られそうですが、このハイクオリティコミュが成り立っている理由の1つに楽曲や育成・対戦ゲームとの連携を絶っている事が挙げられると思います。「いやいや、あんなにたくさん楽曲やCD出してるじゃん」「そもそも彼女たちは歌って踊るアイドルですぞ」という視点はもちろんありますが、それは彼女たちが生きる世界でそういう楽曲があり、そういう活動をしているっていう言わば設定の話。どう頑張ってもその世界で起きている事象全てを知ることはできないため、どうやって見せるかは制作チームの手腕にかかっています。そこで重要になってくるのがゲーム性との連動を切る決断だったのではと個人的には考えてます。

3Dモデルの音ゲーリズムゲーム)ではないから精緻なダンスモーションの作り込みにかかるリソースはカットできる。その分をコミュの作り込みに回すことで会話に目線や仕草がピタリとはまる。ちょっとタイアップ先に申し訳ないなと思いつつも、ZOZOTOWNとのコラボ動画を見た時に、目パチ口パクはあるのに瞳が動いてない異様さにむずがゆさを覚えてしまいました。そのくらい本家シャニマスの作り込みはヤバい。数パターンしかない固定モーションで不自然な動きをされるくらいならおとなしくテキストだけ読むわと言いたくなるくらいシャニマスの自然さに毒されて(?)います。

そしてゲーム性とコミュを切り離したことで、コミュの自由度が跳ね上がった事も大きいかと。楽しい・クール・切ない等々楽曲イメージは多々あれど、今回主役を張るシーズのように不協和音が和音や旋律になるまでの物語にリンクした楽曲をゲームサイズでお出しするなんて相当難易度高いというか実質不可能じゃないでしょうか? それこそ4部編成の交響曲とかで扱うレベルのテーマな訳で…。そういう楽曲に繋がらないけど向こうの世界では起きている事象を丁寧に描写してくれるシャニマスくんが僕は好きです。

目をそむけたくなる現実とその実在性の高さにむせび泣くことの多かったシーズのイベントコミュですが、今回は恐怖に震えるだけではなくパっと未来への指針が示されるような温かい感動がありました。普通に泣いた。

超お勧めですが、他ユニットと異なりシーズのコミュは最初から追ってないと繋がりが理解できない部分が多い作りになっているため、時系列順にWING編やイベントコミュ、感謝祭編を履修した後にぜひ読んでいただきたい一品ですね。「セヴン#ス」は名作。

 

ではでは