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【構築詳細】ポケモンSVダブルの海へ!_Part4【未来軸】

未来軸はちょっとトリッキーな面白さ。

 

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お疲れ様です、4画面です。今回は前回Part3の古代軸と対を成すコンセプトでPTを組んで投稿したポケモンSVダブルの海へ!Part4【未来軸】の個体詳細などを紹介します。数値等の詳細はこちらの記事に書いてありますが、実際の運用方法については動画本編を見てね(宣伝)。

 

 

 

 

1. PT概要

今回のコンセプト的に主軸となるのは未来から来たパラドックスポケモン達。彼らの専用特性「クォークチャージ」はハピナスの手動エレキフィールドで発動可能ですが、ブーストせずとも十分撃ち合えるので余裕があったら積みに行くくらいのイメージでOK。

先発はドクガ+ワダチの高速範囲技コンビを基本としているが、あまり固執すると負けが込むので柔軟に対応したい。ドクガは投げ捨てる覚悟でも何とかなる。ハピで詰みますと唱えて頭数を減らし続けましょう()

 

 

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2. 個体紹介

種族値:80-70-60-140-110-110(合計570)
実数値:156-67-80-211-130-162
努力値:H4, C252, S252(性格補正:C↑A↓)

 

未来ポケその1。C140, D110, S110の種族値お化け。毒・炎の複合タイプで元は地面4倍のところを飛行テラスで無効化していく耐性変化型で運用している子。後述のテツノワダチとは横の相性がいいが、縦の相性はそれほど良くないので運用する時は先発セットになりがち。暴力的な特攻種族値を活かしたメガネ型に憧れてはいるものの、場作りが思ったより難しく今回は断念。スカーレットROMなので個体を準備しにくいのが非常に困る…。トモダチ...??

範囲技としてタイプ一致のヘドロウェーブと不一致の放電の2種類を持つ。どちらもテツノワダチに無効でありながら追加効果も優秀で使いやすい。ただし不一致ダブル補正ありの放電では無振りツツミが確2になってしまう程度の火力なので、放電は基本的に麻痺狙いと考えた方がいいかも?(範囲技参考火力指数:ヘドウェ=23.7k, 放電=12.7k)

単体技はオバヒとエアスラだが、先発起用でオバヒを撃ちたい場面には遭遇しなかった。裏に物理受けを置いておけばオバヒ打ち逃げもできそうなのでPT単位での改良が必要。エアスラは3割の脅威を知らしめる技デス...。(単体技参考火力指数:オバヒ=41.1k, エアスラ=23.7k)

 

 

種族値:90-112-120-72-70-106(合計570)
実数値:166-164-140-79-90-173
努力値:H4, A252, S252(性格補正:S↑C↓)

 

未来ポケその2。耐久ラインが166-140-90とひたすら優秀で覚える技もサポートや場作りに向くものが多い中、アタッカー気質を強めに出した構成に落ち着いた。PT単位で地震を呼ぶものの、その相手に対してアイススピナーがよく刺さる。

ヘビーボンバーは現環境でほぼハバタクカミ専用になっているが、一応フェアリー全般に撃てる一致単体技として使うことも可能。ただしこのメカニックな未来ボディは徹底した肉抜きを施してあるらしく、体重240.0kgとハリテヤマの253.8kgよりも軽い。相手との体重比で技威力が決まるヘビボンにとって実はこの差がめちゃくちゃ重要で、よく鉢合わせるオーロンゲの体重61.0kgに対して威力100(自分の体重の1/4以下=60.0kgまで)を出すことが出来ず威力80(自分の体重の1/3以下=80.0kgまで)止まりとなる。あと4kgなら増量しても素早さ落ちないと思わんかね???

最速個体を選んだために攻撃力は著しく低下してしまい、等倍相手ではアタッカーとして物足りないと言わざるを得ない。ダブル補正ありの一致地震で18.5kかぁ...1.5倍は欲しいかな...。火力不足は相棒のドクガと合わせて上から叩くことで解消している。また、可能な限りワダチと並べたいドクガと異なり、ワダチくん自体は誰と並べても機能する。地ならし・岩石封じ→岩雪崩や鉄壁ボディプなど、できることは多いのでダブルでは汎用性のある隣人といった感じ。

 

 

種族値:154-140-108-50-68-50(合計570)
実数値:261-211-129-54-88-70
努力値:H252, A252, B4(性格補正:A↑C↓)

 

未来ポケその3。かつてのローブシンを彷彿とさせるドレパンポケモン。NNはメカパンチ。うっかりHに努力値を割いてしまったが、BDに振り分けた方が広く役割を持てるのはハリテヤマと一緒。チョッキ無しで弱点を突かれても割とへっちゃらな顔して耐えるので、慣れるまで使っているこっちが困惑する程。なんなんだお前は()

お試しで腹太鼓を入れてみたものの使う場面は全く無かったので、おとなしく猫だましで良いかと。もし使いたいなら威嚇持ちをPTに入れたいか?

ハリテヤマと異なり猫だまし以外の先制技(バレP、フェイント)とワイドガードを覚えない。3色パンチは健在で一致ワイルドボルトを使えるなどアタッカー性能に振り切った印象。環境に多いからかマークされやすく、一見通りが良さそうに思えてもテラスタルによるタイプ変更であっさり半減されたりするので、一周回って腹太鼓の力に頼った方が良いかも? 要検討。

 

 

種族値:255-10-10-75-135-55(合計540)
実数値:330-13-68-95-166-97
努力値:B252, D166, S172(性格補正:B↑A↓)

 

特殊要塞兼エレキフィールド展開要員。B252は確定として今回の型はCに振らなくていいので、こご風1回で最速80族=準速93族抜き、2回で最速125族=準速142族(ドラパ)同速となるS実数値97まで振りました。本人のS調整が効いていたかどうかはイマイチ怪しい所ではありますが、お相手のスカーフ持ちを機能停止させるには十分な活躍だったかと。定数ダメージの地球投げで相手がHに振っている型かどうかの判別ができるのも地味に偉い。

概要でも触れた通り、エレキフィールドはあわよくば使っても良いかなくらいの積み技感覚で使う方向で。ドクガはC↑、ワダチはS↑、カイナはA↑する。特性「癒しの心」でワダチやカイナに跳んでくる鬼火を(30%の確率で)ケアできるのと、不一致等倍くらいなら余裕で回復が追いつくのもあって場持ちさせたい子。「ハピで詰みます」は伊達じゃない。

 

 

種族値:68-105-70-70-70-92(合計475)
実数値:175-172-90-81-82-112
努力値:H252, A252, D4(性格補正:A↑C↓)

 

アローラ出身で若干影の薄い魚。専用特性「ビビッドボディ」はアマージョの「女王の威厳」、リキキリンの「テイルアーマー」と同じく相手側のみ先制技が使えなくなる優秀な特性。SVになってリキキリンの印象が強かったからか、そもそもSMの頃に対戦環境に潜っていなかったからか、ハギギシリの前で猫だましや鉢巻神速されることは割と多い。マイナーと呼ぶには優秀過ぎる気もするけどなぁ…。

今世代から一致120技のウェーブタックルを習得し、それなりの火力が出せるようになった(火力指数=31.0k)。壁破壊効果のあるサイコファングは特性と併せて対オーロンゲ性能が高い。タイプ上は弱点を突かれるはずだが両壁・捨て台詞・不意打ちの様なタイプは完封できてしまう。ドゲザン採用型であってもH252オーロンゲに対してウェーブタックルが7割入るので、隣と合わせて上から追撃できれば役割を与えずに倒すことも可能。

持ち物は何を持たせればいいのか分からず、とりあえずハバタクカミ狙い撃ちのカシブの実(ゴースト半減)。

 

 

種族値:70-105-90-80-90-45(合計480)
実数値:177-125-110-145-111-45
努力値:H252, C252, D4(性格補正:C↑S↓)

 

こちらもアローラ出身で天邪鬼な子。種族値自体はAの方が高いが、天邪鬼と相性のいい馬鹿力を習得できなくなってしまった関係でリーフストームをベースにした特殊型に大きく偏った印象。この子の場合は特殊よりも物理の方が技範囲が広く、毒・虫・悪・闘・(超:サイコカッターも没収)とそれなりに幅があったはず...はずなのだが特殊一本で考えるとウェザーボールまで没収されている現状ではリフスト・花粉団子以外の選択肢が無いに等しい。テラバーストを上手く使うか、両刀を考えても良さそう。

とは言ってもリフスト1本でどうにでもなってしまう程には単純な暴力性がある。能力アップ前の初撃では28.3kと心許ないが、C2段階アップなら56.6k、4段階アップなら84.8kと手が付けられない。耐久型のキョジオーンなどに対しては有利対面を作りやすいので、たすきを気にせずガンガン撃ち合いに出した方が活躍の場は多い。

 

 

3. 使用感など

種族値パラドックス組は流石にタフで、1発小突かれた程度では倒れないのが良い所。味方として見ても敵として見ても2体以上で殴りにかかるのがちょうどよく、先発起用のスカーフドクガ+最速ワダチの組み合わせは安定感がありました。飛行テラスしたドクガの放電 or ヘドウェとワダチくんの地震を合わせれば、タイプ面でも物理/特殊面でも完封するのは困難で、削りの役割を確実に遂行してくれます。スカーフ込みでどちらもガブリアスより素早いため、1ターン目で倒せなくとも2ターン目以降の行動権を確保しやすく追撃の安定感がありました。放電3割マヒも美味しいです...。

範囲技連打でお相手PT全体に削りを入れたら後続のアタッカー、もしくは、特殊耐久お化けのハピナスで刈り取る方向で。ハギギシリトリックルームを覚えさせているものの、全員非トリル下で撃ち合うつもりでOK。ワダチとラランに守るを入れたのは正解で、想像以上に狙われたのがちょっと意外。こちら視点での脅威度は他の子達の方が高いはずなのに、相手視点では狙いやすく映るのかも? ちょっと気になりましたが今後の知見という事で参考までに。

 

 

今回参考資料はありません。もう既に災い準伝環境に突入しているので未来ポケがここからどんな活躍を見せてくれるか楽しみですね。ワダチくんは次の環境でも結構いい仕事してくれると思っているので頑張ってもらいたい!

 

ではでは