4画面の雑記帳

思ったことをつらつら書いてく雑記帳

生徒会の権力

現実的には大したことないよね、っていう...。

 

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先日から読み始めた「やがて君になる 佐伯沙弥香について(2)」がそろそろ読み終わりそうです。本作はマンガ「やがて君になる」のスピンオフノベライズ版で、生徒会副会長の沙弥香に焦点をあてたお話となっています。学校が舞台の創作では生徒会が異常な権力を持つ場合もありますが、本作では比較的普通と言いますか、部活動程度の感じに扱っている様にみえます。

本の内容はさておき、現実世界の生徒会って何やってたかなと思い返してみると、そこまで大した権力を持った組織ではなかったような気もします。居てくれれば普通に学校行事が回るけど、あまりに機能しない生徒会の年は見るからに運営力が落ちる報われにくい裏方タイプの苦労人組織みたいな印象...。どちらかと言えば体育祭や学園祭の実行委員の方が表舞台に出たがるパワータイプな人材が多かったかも?

こうした各実行委員長たちに比べると生徒会の人たちは事務処理の速度がやたら早く、困ったことがあったらとりあえず生徒会室行ってみるかくらいの雰囲気だった気がします。特に自分が高校2-3年の時は部活動と委員会活動の両方で生徒会の人たちと相談することが多く、専門知識のある人への橋渡しをしてくれたのがありがたかった。当時は現在ほどPC・インターネット環境の整っていなかった時期で、PCつよつよ人材を紹介してくれたのは非常に助かったかと。往々にして最新技術については教員なんかよりアンテナ張ってる学生の方が強いですからね。感謝。

それとこっちは賛否ある気もしますが、生徒会室に足繫く通っているとそれなりに顔も覚えてもらえるし、会話や相談も切り出しやすくなるので色々と有利です。高校時代に所属していた吹奏楽部で学校保有の楽器が流石に古いものばかりになり、チューバのような大型楽器は毎年の割合て金だけでは買い替えできないなど陳情したらさらっとお金回してくれました。生徒会長と会計に気軽な話しができるくらいの面識を持っておきましょう...。これが癒着()

 

学生生活から離れてもう何年たつか分かりませんが、学校とはよくできた組織だなと思い返したりしました。中学は地元の公立校で共学でしたが、高校は私立の男子校だったので女子生徒のいる学校風景自体が(ほぼ)存在しない記憶になっちゃってるのが残念ですが、そこは創作で補完していきましょう...。スンッ。

 

ではでは