4画面の雑記帳

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【ネタバレあり】スタマス感想

スタマスクリアしました!!!!!(AM3:00)

 

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 家庭用アイマス最新作アイドルマスタースターリットシーズン(スタマス)をようやくクリアしました。今日はその感想などを書くのでネタバレ回避したい方はブラウザバック推奨。

 

 

ここから先ネタバレあり


 

 

 

 

◎ライブ演出と3Dモデルの動きが最高

 エンドロールを迎えた今の時点での評価としては読後感(?)と言うか余韻がめちゃくちゃ良い。心白と亜夜のEVER RISINGが大好き。前夜に戦ったスターリットドームの屋上で日が昇る演出と共に歌うステージが最高!

 

 ゲーム全体を通してもライブ中の演出や解像度はさすがの家庭用ハード(PS4の他steam版も提供されている)、マシンスペックを存分に使ったリッチな仕上がりでした。家庭用前作となるステラステージの例を見るに、MR ST@GESHOWROOMなどのへの展開も見据えた3Dモデル作成という観点がありそうなので、その意味ではヌルヌル動く3Dモデルとしては現時点の最高峰だと思います。

 

 

 こうした最強モデルの作成を可能にしているのがバンダイナムコ保有するモーションキャプチャースタジオ。1台当たり400万円を超える高性能カメラ40台体制で運用されており、細かな動きまで見逃さないという徹底ぶり。単純計算してもカメラを揃えるだけで1憶6000万円もの投資がなされている。圧倒的な資金投資でハイクオリティなアイドルを世に輩出するのはゲーム的に961プロの立ち位置であり、765プロは(黒ちゃん曰く)万年貧乏事務所とのことだが、現実ではほとんど961プロと言っていいレベルの大企業パワーをぶん回しているのだ。

 

 

公開延期で若干雲行きが怪しいところがあるものの、DLコンテンツの追加も予定されているとの事で今後の展開に期待したい。

 

 

 

 

◎画面構成はうーん、いまいち

 ライブ演出の良さに対してゲームシステムというか画面構成はいまいち。単純に音ゲーが苦手というのも有るが、画面左上のユニゾンアピール、クライマックスアピール関連の表示は文字が小さすぎて混乱したというのが本音。チュートリアルでは「対応するボタンを押してください」としか書かれていないのに、いざ押そうと思ったらボタン表示が小さすぎて読めない…。(最初だけでも)オーディション形式のアピールミッションくらい強調して欲しかったなぁ...。

 

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↑ ライブ中の操作画面と左上部分の拡大図。L1,L2, R1, R2の操作表示がゴチャゴチャ


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↑ アピールミッションくらい分かりやすく表示してもらえると助かる。せめてチュートリアルで1度はこのくらいの強調表示が欲しい。

 

 

◎シナリオ部分は超大ボリューム。もう少し絞っても良いかも?

 肝心のシナリオ部分に関してはまず過去最大級の超大ボリューム。最初のプロデュースタイムに入るまでのプロローグだけで2時間強あるとは誰が予想できただろうか...。しかし、個人的にはプロローグの長さは特に気になりませんでした。と言うのも、スタマスPの立ち位置、765プロ所属アイドルとの関係、スターリットドームを目指す物語の目的など、必要な事を丁寧に描くと自然とそのくらいのボリュームになってしまう。

 特に765AS組との関係はしっかり線引きしておかないと、アニメ版や過去タイトルと混同する恐れがある為、可能な限り丁寧に描いた方が良いと感じていたので助かった。

 

 一方で物語序盤、4~7月に関しては冗長すぎるかなと言うのが個人的な感想。もっさりしてると言うか、別にそのアイドルじゃなくても話は進められる部分が多くて下手したら投げ出していたかもしれない。

 これについてはスタマスで新登場となる2人のアイドル心白と亜夜のキャラ設定に由来する部分が大きい様に感じる。

 

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↑ 左が心白、右が亜夜

 

 心白と亜夜はかつて961プロでアイドルユニットを組んでいたが、理由あって解散した経緯を持つ。物語全体としてはこの2人の関係を描く話がメインと言っていいだろう。心白は動きの完コピ能力という最強スキル(?)を持ちながらも、オリジナルの自己表現ができないという欠点を抱えている。一方の亜夜は心白に及ばないものの黒井社長が目をつける程のステージパフォーマンスを発揮するが、ユニット解散以降は心白に執着するあまり視野が狭く、アイドルとして進む道を見失った状態になっている。

 

 彼女ら2人の心の問題を解決しトップアイドルへ向かう道へと導くのが今作のメインシナリオだ。ざっくりと7月中旬~8月末までが心白と向き合うターン、9月~10月末までが亜夜と向き合うターン、それ以降が2人を含めたルミナスとディアマントのターンと言った構成になっている。では4月~7月中旬までは何をしているかと言えばルミナス内の交流がメインとなるのだが、前述のようにかなりもっさりしてるなぁと感じてしまった。

 

 ルミナス側の中心には心白が居るのだが、自己表現の無い序盤の心白は申し訳ないがマジで無だ。亜夜にも同じことが言えるが、覚醒前の彼女らはSNSで流行を追うだけの存在と言う他ない。ルミナス/ディアマント所属メンバーがある程度実績を積んだ個性の強い面々だからこそ、さらに色の無い存在として浮いている。

 

 エンドロールを迎えた今から振り返って見れば自分の道を見つけるまでの空白期を描くためであったのだが、それにしても長すぎた印象はぬぐえない。1日単位のプロデュースと言う密なゲームシステムだからこそ、序盤のテンポはもっと早めて欲しかった。そして途中で投げなさなくて良かったと思う自分がいる。この辺りの感想は公式アンケートに書いておいたので何かしらの糧になるといいなー、と。

 

↑ お気持ちは公式へ。(実施期間:2021/10/14 10:00〜2022/01/14 23:59)

 

 

◎その他、ピーンと来た所

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↑ やよかわ!

 

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↑ 家庭用モデルで常に最強となってしまう女、星井美希

 

 

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↑ ちょい役だけどドラスタと876も出て来るぞ!

 

 

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↑ クライマックスアピール習得用のスペシャルステージコミュが激熱だった

 

 

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↑ この分割表示いいですね。本来向かい合ってるキャラ同士が横並びになる違和感を綺麗に解決してくれた。もっと多用してくれて良いぞ。


 

こんな所ですね。

総評としてはめちゃ良いです!お勧めできます!スタマスは良いぞ!

 

ではでは