4画面の雑記帳

思ったことをつらつら書いてく雑記帳

積読は高みを目指す

どこまでも...

 

 

今日は予約品の受け取りもあったので"City"までお買い物へ。田舎者的な表現ですがマジで山に囲まれているので週末くらいハイカラなCityまで出たら喫茶店でクリームソーダを頼んでも許されるでしょう、そうでしょう。

観光地ではあるので道行く人を眺めながらの読書でしたが、今読んでいる東野圭吾「魔女と過ごした七日間」がなかなか面白い。半分くらいまで読み進めて一時中断しています。

ネタバレ的な事はここでは控えますが「かつて流行した感染症」みたいにコロナ関連の描写が入っているのがちょっと不思議な感じですね。実は最近読んだ他の小説にも同じような背景描写があったので、遠くない将来像としての記号になっていくのでしょうか? 収束してないけどね!!!

こういう時事ネタの扱い(描写)が上手い書き手はどれだけ年月が経っても読み心地の良いアクセントになりますが、ゴリ押し感のあるメインテーマに据えてしまうと文字通りゴリ押し感が残ってしまいがち。もちろん主題に据えて話づくりをしてくれても良いんですが、「描きたいこと(創作)」と「実際にあった話(現実)」の線引きが色濃く出すぎてしまうと違和感が出るのかなぁと。説明調になり過ぎては冗長すぎて、肌感覚に任せすぎると3年後には意味不明になってしまうあたりが恐ろしい。以前呼んだ作品で言えば、バブル全盛期に出版された小説とか肌感覚で理解しろって言われても無理だよーって言うのもありましたね。”どこにでもいる”サラリーマンの金銭感覚がヤバい() バブル崩壊後から平成が約30年続くので、出版年度が5年置きくらいの小説を適当に読んでみると当時のノリみたいなのが随所に出て来てちょっと面白いですよ。5年もあれば天災にしろ金融危機にしろ戦争・紛争にしろ大きなうねりは有りますからね。何が起きたのか&作者がどういう意図でその話を入れて来たかで読後感が大きく変わってくるので書き手の技量はこういう部分に出るのかなぁとも思っています。まぁ僕は読み専なんで実際の所はわかりませんが。

そんなこんなでジャケ買いを繰り返した結果が積読の山。今日もまたマンガを3冊、小説を1冊買ってしまった…。夏に向けて山を崩す方向に舵を切らねば。明日も読み進めていきますよー。

 

ではでは