4画面の雑記帳

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こるせ「伽藍の姫」の連載が始まりましたよー!

待ってましたの新連載!

 

伽藍の姫 -がらんのひめ- 第1話|一迅プラス

機械文明は滅び、「モノツキ」と呼ばれる不死の怪物はびこる世界。辺境の村に生まれた少女・イサナは、迷い込んだ遺跡で失踪したはずの姉にそっくりで、記憶を持たない機械人と出会う。「姉が生きている」と確信したイサナは、機械人に「ヒメ」という名前を与え、ともに姉を探す旅に出る。

 

コミック百合姫にてこるせ先生の新作「伽藍の姫」が連載として始まりました!おめでとうございます!!! 上のリンク先から第1話が丸々読めます!

こるせ先生の作品は以前にも2度こちらの日記で取り上げてまして、いずれも単行本1冊にまとめられた短編集だったので連載形式で追えるのは個人的に初となります。過去2作の記事はこちら↓


こるせ先生の作品は女性同士という意味での百合要素もありますが、どちらかと言えば人間・機械・クローン・アンドロイドなどのSF人外が極めて平等な立場と感性を持った世界観を描くのが上手いなぁという印象です。本作も作品紹介で触れられているように、主人公の少女イサナは人間、第1話で出会い物語が始まるきっかけとなったのは機械人のヒメとなっており、組み立てとしては「君と世界の終りを訪ねて」に近い感じでしょうか? 前の記事でも触れたかもしれませんが、刺さる人にはめっっっっっちゃ刺さるので表紙イラストでも概要でも何でもいいのでピンときた方にはぜひ読んでみて欲しいですね。

内容は初回64ページの大容量となっており、主人公のイサナ、イサナの発見した大昔に滅んだとされていたはずの生きた機械群、イサナの住む村のそとには不死の怪物「モノツキ」がはびこり、本国の図書館司書を名乗る者たちと村の思惑はどうやら対立していそうだと来ればワクワクが収まりません!

いいですねー、立ち上がりは最高👍

ヒメの外見は一見すると人間らしさが強く出ていますが、カラーイラストにも載っているように肘から先が二股に分かれた多椀型。これは多椀でいいのかな?腕が多いと言うとカイリキー型をイメージしてしまうので多手と読んだ方がいいのかも? ちょっとそこらへん詳しくないので置いておきますが、人に寄せた人ではない何かのイメージが伝わってくる良いデザインですね。膝から下も機能によって変形するっぽいですが、どこまで人外に寄せても第1話で持っている最初の感情は失わないで欲しいなと。とは言え話の展開にも寄りますね。待望の第2話は8/24(木)更新予定。楽しみー!

 

ではでは