4画面の雑記帳

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推しの子、コミックス最新12巻まで読んだ!!!

怒涛の情報量に頭が追いついていない。

 

youngjump.jp

 

1週間いただいていたはずの夏季休暇もこの土日で終わってしまうと言うこともあり、今日は自宅で立派に育った積読の山を崩していました。真夏の炎天下から隔絶されたクーラーの効いた部屋で読むマンガ、他に代えがたい背徳的魅力があります(笑)

積読を崩すぞ!と息巻いた所で自分はマンガを読むのが非常に遅いと友人たちからも知られているほどです。僕も自覚有ります。1つ1つのコマや行間に意味を見出していたり、そもそもキャラクター同士の会話が映像で脳内に流れて来るタイプの人間なので、速読や読み飛ばしができないんですよねー。別にそこはデメリットとは考えていないので問題はないのですが、積読を崩すにはそれなりにまとまった時間が欲しいという事でもあります。目安としては青年コミックス1冊あたり1時間くらいのイメージで。

 

この前情報を仕込んだ状態で今日はマンガ「推しの子」の7~12巻までぶっ通しで読みふけってしまいました。途中少し休憩挟んだとはいえ7時間弱かかってますね、これ。。。

しかしそれくらいに集中して続きを読みたくなってしまう魅力が間違いなくこの作品にはあります!

と言っても自分は推しの子に触れたのがごく最近の新参者。シャニマスとのコラボで初めて触れて、アニメ1期 → シャニマス内コラボコミュ → 漫画原作 の順で一気に駆け抜けてきました。期間は短くとも濃度はひたすらに濃いのでオタク熱量としては良い状態ですよ~(?)

今日読み始めたのが7巻、第5章「2.5次元舞台編」の終盤から。どうしてそんな良い所で区切ってしまったのと言われても、適当に半分くらい買っておくかという過去の自分の選択が悪いとしか言えないです...。この作品に限った話ではありませんが、近年は特に単行本の節目を意識した作りになっているマンガが多いように感じます。プロット時点でどこまでが単行本1冊に収まるのかをしっかり練り上げて描かれているのは分かりますが、動画1本作るだけでも四苦八苦しているような自分からすると脳内がどうなっているのか想像すらつきませんね...。まさにこれ↓

読み手はとても助かるけど作者のお体に障りましてよ~~~()

 

 

はい、作中の展開としては第6章「プライベート編」でアクア視点のターンがいったん終了するような形に落ち着き6章ラストから続く第7章「中堅編」では双子の妹ルビー視点のターンと言った所。

 

この作品のすごい所は3つあると思っていて、1つ目は圧倒的なキャラ立ちの良さ。1人2人「このキャラ好きだわ~」って言うのが居る作品は週間連載を掴んでいるレベルであれば少なくはありませんが、これほど多くのキャラクターに縦横の繋がりを持たせつつも自我を感じることはめったにありません。キャラが自立しているというレベルでのキャラ立ちの良さが半端ではないと感じます。

 

例えば遡れば子役時代からの因縁のある有馬かなと黒川あかね。この2人はあらゆる形、あらゆる角度で衝突を繰り返しますが、どの時点、どちらの立場に立っても両方正しい、もしくは正しく見える。これはそこに至るまでのキャラクターの人生をしっかり描き切り、おそらく我々読者が知らない部分まで細かく生い立ちや性格、好き嫌いまで練り込まれている1人の人間として扱われているからだろうなと。

シャニマスの話になっちゃって申し訳ないんですが、実在性の高さに定評のあるシャニマス君も制作者インタビューなどで出身地や年齢、家庭環境などはとことん練り込んでからキャラクター実装に至ると明かされています。自分の観測できている範囲だと思い付きで決められた設定はめぐるの出身地がアメリカまでは決まっていて、マサチューセッツ州にした部分だけ深い意味は無いと言っていた記憶あり。そのうちやって来るSTEPコミュで補完されてたらどうしよ~()

話を推しの子に戻しますが、読み進めていてキャラクター性に不可解な点が感じられない、もしくは丁寧な伏線パターンになっているのは本当にすごい。伏線パターンの場合は週間連載を追っている勢とコミックスで12巻分一気読みした自分とでは受け取り方に大きな差があるのは理解していますが流石に凄いと言わざるを得ない。何を考えているのか、何を見て何から目を遠ざけているのかが丁寧に描写されている点は推しの子の解像度を極めて高くしている要因の1つかなと思います。

↑ 正直2人のレスバめっちゃ好き(笑) ナニワロテンネン

 

 

 

すごいと考える点の2つ目は特殊な業界の構造的問題に切り込んだ作品でありながら、徹底して人間に焦点を当てることでシナリオに納得感があること。「え、それって普通のことでは?」と思いがちですが、たぶんココが創作の中で一番難しいんじゃないでしょうか? 

例えば未知の世界で未知の生物が未知のコミュニケーションを介して完結するお話があったとして、読者・視聴者が理解・納得できるかと言われれば多くの場合はNoでしょう。舞台設定も分からず共感できるシーンも無いという極端な例を出してしまいましたが、どこかしらに読者と共有・共感できる経験やシチュエーションを土台にして作品独自の世界観を広げていくのが基本形かなと思っています。作中世界を0から作り出して成功してしまった作品を「指輪物語」以外に知りません。あれはレベルが違い過ぎてて参考にならぬ...。確か舞台となる中つ国の風土・気候を細かく考えたらそこに住む種族が産まれたとかいう神業でしたよね。キャラではなく土地を描いていたらしい。もうわけわからん()

また脱線してしまいましたが推しの子に話を戻しますと、ぶっちゃけ芸能業界の裏側がどうなっているかなんて自分には全く分からん! 「これが業界の実態ですよ~」って言われても「ふ~ん、そうなんだ~」と鵜呑みにするにしろ「そんなわけ無いっしょ~」と反論するにしろ判断材料が無さ過ぎる。だって僕は業界の外の一般人だから。親戚や友人に芸能活動をしている人のいない一般人だから。TVもネット番組も舞台もマンガ執筆や音楽制作だって裏側のことは何1つ知らんのである。

↑ こんな話されても真偽を判定できるほどの経験が無いのである!!!

 

これは推しの子の舞台となっている芸能界に限った話ではなく、スポーツでも音楽でも何を題材として扱った作品にも言えるのですが、経験者じゃないと分からない話にはなかなかついて行き辛いものがあります。広く共感を誘える学生生活と一口に言っても僕自身の経験で言えば男子校出身なので共学校も女子校も全部異文化で馴染みなし。それでもそこを舞台とする作品に共感できるとするならば、それはキャラクターの人間性だったりヒューマンドラマの部分でしょう。考えていることに妥当性があれば、それを受け入れるに値する背景が描かれていればどんな舞台をモチーフにしても面白く感じると僕は思います。具体的な作品名を上げてしまえば「ヒカルの碁」なんて最初から最後までドキドキしながら読んだけど碁の知識は何1つ身につかなかったもんね() 天才と凡才、時を渡って来た過去の人物が出て来るって意味では推しの子もかなり構成が近いかもしれませんね。思考の基礎が全く異なるためにすれ違うヒューマンドラマはなんだかんだ言って強い。

 

↑ 中堅編ではルビーが闇落ち覚醒(?)しますが、収録現場の体制不備を個々の人間が何を考え何を感じたか丁寧に解きほぐしていたあたり、業界構造が~っていう方向性じゃないんだって安心&確信しました。まぁ展開的にはルビーが周囲と軋轢を生みまくって滅茶苦茶なんですけどね!!!!

 

 

 

最後、すごいと思う3つ目はマンガ的なお作法というかコマ割りだったり定番のやりとりがあったりの安心感。これにつきるかなぁと。割と新しい話で出て来たのだとこの辺り↓

「プロはいかなる時も酒に呑まれたりしないもんなんだよ」(`・ω・´)キリッ

「あれ~~~俺のケータイわ~~~?どっかいっちゃった~~!」\(゚∀。)ノ

 

先の展開が読めない超大作を読むときこそ、こういうあるある展開でリズムを刻んでくれる優しさが助かる~~~~。週間連載1話ごと、単行本1冊ごと、章ごと、作品全体でそれぞれ起承転結を付けなければならないという過酷な環境にチューンナップされた精鋭兵士のテクニックなのでしょうか? (主に)MEMちょやかなが太線ギャグテイストになったりするのも作品にメリハリがついていいですよね~。でもこういう緩い雰囲気のおきまり展開の後にはくssっそ重い展開が待ってる所までがセットなんで、ショックで心停止するのを予防してるのかも? 助かる~~助かった~~!!!

 

重曹ちゃんかな風に言うなら「細かいテクが丁寧で物語に寄り添って」貰えてる感じ

 

 

はい、そんなこんなで長々と書いてますが推しの子がめっちゃ面白いってことだけ伝われば僕は満足です。続きが気になるな~~~楽しみ~~~。あ、そういえばシャニマスコラボの方でもかなに続いてルビーも引けたんだった!

 

同一人物ってことでよろしいか???

温度差で風邪ひきそう。でも闇ルビーも好きよ。

 

ではでは